注意!:今回の記事は、何年振りかの「蜂の子とり」という事でテンションが上がっておりますので写真も大きめでアップしております。グロテスクな内容、画像が含まれておりますので、虫が苦手な方は読まないで下さい。
9月、お付き合いのある大工さんより電話がありました。
「うちの庭にジバチが巣を作ってしまったので社長取りますか?」と・・・
社長と私ですぐに現地まで向かいます。
ハチ危険と書かれた板が置いてあり、枕木の下からハチがブンブン通っています。
「いいなぁ~いっぱい通っているなぁ」と社長
事務所に帰ると早速大工さんに電話しておりました「9月じゃ早いから10月の頭まで待っていいですか?」
ハチ危険と書かれている位だから大工さんは早めにとってほしかったのだと思いますが、社長はハチの成長を待つ選択をし、無事了解を取っていました、さすがB型社長!
そして昨日はハチとり決行日です!
作戦としては、枕木をどかしてハチの巣に続く穴を見つけ、そこにハチ捕り花火を入れる!
そして濡れタオルをかぶせ、煙幕を巣内に充満させて掘るという通常プランで行う段取りをします。
社長が枕木を動かした瞬間にいち早く巣の穴を見つける為に巣の近くに行き、目を凝らす私・・・
枕木をどかすと、「バクッ」と鈍い音・・・
目を凝らしていた私が見たのは、巣に繋がる穴ではなく、巣の頭の部分が取れた巣の内部でした。
えっ。。。
その瞬間、社長は数多くの経験から、もう遠くまでダッシュしておりました。
当然、逃げ遅れた私は、ハチに囲まれ、逃げても私に蜂の大軍が付いてくる訳です。(しかもかなりお怒り)
多分あのまま100m走らせたら自己新記録が出たのかもしれません。
何か所も刺されながらハチを振り切り、安息の地(社長のクラウン)に逃げ込んだ私ですが、数匹車内に連れ込んでしまった為に車内でも戦いが始まります。
(先に安息の地についていた社長にも恐怖のおすそ分けをしてやりました。)
左耳中心に何発かさされたようで顔左半分痛い私・・・
車の中のハチを全てやっつけて、(社長は完全に無傷)再び安息の地になったクラウン。社長は元気なので車で巣に近づきます。。。
「あ~怒ってる、凄い怒ってる。」と突つく所か、何が起きたのかと大騒ぎになっているハチを見ています。
社長、私も怒っているハチも見たいけど、まずは助手席の痛がっている私を見て下さい。と私の心の声。
でも安全な車の中から巣を見て、分析をします。
〇地面の中に巣があるのではなく、上に置いてあった枕木は相当古いもので中が腐食しており、空洞になっていた。
〇ハチの巣はその枕木の空洞の所から始まり地面の中に作っていた。
〇枕木をどかしたという事は、巣を真っ二つにぶった切った。
〇巣の中にいたハチは突然、お日様の光を浴びる。
〇当然!激おこ
ハチも怒っているので危ないのでとりあえず会社に戻ります。
私も、顔の左半分が痛いのと、左目が霞んで見えるので病院に行きます。
アナキラフィシーショックとかも大丈夫そうと言われたので、
これからリターンマッチに向かう事を病院の先生に告げます。
先生はビックリして色々指導をしてくれた上、紙資料も頂きました。
色々な薬。
そして、また決戦の地へ向かいます。。。。
まだ怒ってるかなぁ
判定は チョイおこ です。
ここでリターンマッチの作戦タイム
今回の戦いでは、巣が出てしまっている、ハチとり煙幕を入れても煙がみんな出てしまい、巣の中に充満してハチを気絶させられない。
ハチ捕り煙幕を巣の上に置き、その上に濡れたタオルをかけて煙充満させる。この際に枕木にも巣があるので枕木にもタオルをかける必要がある。ハチ捕り一本を使ったら、今度は枕木側にもう一本ハチ捕り煙幕を使おう。
何故か、私がタオルを掛ける役を仰せつかりました。
どうせ、花火置いたらすぐ逃げるんでしょう。。タオル2枚を渡され、2枚掛けなの?時間かかるじゃん。
少し抵抗した結果、枕木タオル担当は社長になりました。
いざ!
へっぴり腰で煙幕を置く社長。
作戦は見事成功です。
取れた^^
しかしながらここからが大変。
一個ずつピンセットで蜂の子を巣から取り出します。
一個、一個、黙々と・・・
モクモクモク・・・
出来た~。
とここまでが昨日の出来事です。
本日は社長が炊飯器ごと出勤をしてくれて・・・
会社のみんなで長野県や山梨県の郷土料理の
蜂の子ごはんを頂きました~。
今回は色々あったけど、蜂の子ごはんを食べると幸せです。
以上、長編の記事でした!
長い記事にお付き合い頂きましてありがとうございます。